- ドバイ→リスボン(ポルトガル)【2024冬 旅2日目】
- リスボン【2024冬 旅3日目】
- リスボン・シントラ(ポルトガル)【2024冬 旅4日目】
- リスボン→マラケシュ(モロッコ)【2024冬 旅5日目】
- マラケシュ【2024冬 旅6日目】
- マラケシュ→バルセロナ(スペイン)【2024冬 旅7日目】
- バルセロナ【2024冬 旅8日目】
↑この旅のまとめです!
2024年11月11日~11月20日
- 【アラブ首長国連邦】ドバイ
- 【ポルトガル】リスボン
- 【モロッコ】マラケシュ
- 【スペイン】バルセロナ
海外一人旅のまとめ記事です。
コロナ禍を経ての欧州・円安による影響を踏まえての、
- 【かかったおおよその費用まとめ】
- 【各国の感想】
- 【差別等の懸念点の実情】
を書いていきます。
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★おおよその費用まとめ
▶航空券代
- 羽田→ドバイ【エミレーツ】
- ドバイ→リスボン【エミレーツ】
- リスボン→マラケシュ【ライアンエアー】
- マラケシュ→バルセロナ【ライアンエアー】
- バルセロナ→ドバイ【エミレーツ】
- ドバイ→羽田【エミレーツ】
エミレーツの計4路線は一括購入で、
198,860円
ライアンエアーの計2路線は、
6,213円 + 18,350円 = 24,563円
航空券計6路線で、
198,860円 + 24,563円 = 223,423円
→コロナ前・円安前は同社エミレーツ航空でもイタリアへ往復7万円台だったので相当値上がりしましたね~~
その影響かエミレーツはどの路線もかなり空いていたので、エミレーツは客単価を上げる方向性に舵を切った可能性が濃厚です。
なおエミレーツの予約は出発の約100日前にしました。
ライアンエアーは1日1日で結構運賃が変動するので、株と同じくタイミング見て買いました。そこそこ安く買えたと思います。
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▶宿泊費
計10夜のうち2夜が機内泊、
1夜が空港泊で7泊分の宿泊費が掛かりました。
- ドバイ1泊
- リスボン3泊
- マラケシュ2泊
- バルセロナ1泊
ドバイ1泊 約35,000円
リスボン3泊 約50,000円
マラケシュ2泊 約20,000円
バルセロナ1泊 20,000円
計7泊=125,000円
→初日ドバイでまさかの予約済みの宿が倒産してたり、現金決済オンリーやクレカが急に使えなくなるなどの事態でボッタクリレートの通貨両替をせざるを得ないなど、不運な部分で当初よりかさみましたね…
海外は本当に何が起こるかわからないので、ユーロを多めに持ったりクレカの枚数増やすなどリスク承知でケアするしかないです。
特にユーロに関しては、ヨーロッパでの円からの両替はどこもかなりレートが悪かったので日本で現金両替推奨です。
円安の影響か日本円はかなり足元見られています……2018年まではそこまでではなかったのにどうして…
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▶その他費用・まとめ
航空券+宿泊費で計約35万円と最低限使う費用でこれだけ掛かりました。
リスボンの城・ペーナ宮殿・バヒア宮殿・サクラダファミリアで約14,000円。
海外旅行保険【エイチ・エス損害保険ネット海外旅行保険】が4,470円。
なお保険適用機会はありませんでした。
それ以外で食費や現地交通費やお土産代が掛かりました。
(測定不能、体感10万円行かないくらいかな?)
→現地9日間で計 約50万円くらいだったので結構高いですね~~
まぁもちろん今回はドミトリー使わなかったり極力贅沢したので当然と言えば当然ですが、航空券だけで全体の半分近く持ってかれるのは非常に厳しいです。
2018年は計48日間海外放浪一人旅して50万円行かなかった(日本~モスクワ往復で9万円台)くらいなのでかなりの差を感じます…↓↓
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★各国の感想
(記事冒頭のリンクで)1日1日の旅日記で細かく各国感想を書いているので、当記事ではざっくりとしたまとめを書きます。
▶【アラブ首長国連邦】ドバイ
キラキラしたイメージのドバイとは一転、空きテナントの多さやくたびれたブルーカラー労働者達を見て実は結構苦戦している都市なのではないかと疑問を抱きました。
朝早くにドバイ歴史地区にメトロと徒歩で向かい、その最中に見たものが大きく影響してますが思ったより現地民は裕福でないと思いました。とにかく暑すぎて皆気力がなさそうです…
一方ブルジュハリファ周辺のこれぞドバイという雰囲気はすごく、莫大なお金で大きいスケールのものを作る豪快さは見ていて楽しかったです!
ドバイじゃないと買えない"ブランド"が無いばっかりに、大きな建物以外は想像より魅力がないという感じでした。飲食店はアメリカ資本ばっかで笑えます()
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▶【ポルトガル】リスボン
他のヨーロッパ主要観光地ほどの知名度や人気はありませんが、行ってみたら抜群に素晴らしかった都市。間違いなく今回の旅1番の満足度で予想外の良さでした!
家並みと坂道と海が非常に美しいコントラストを生み景観自体が素晴らしいことは言うまでもなく、それ以上に欧州では珍しいレベルで接客のレベルが高くホスピタリティに溢れていました。
観光地のわりにレストランやカフェは思ったほど高くなく、それでいて食べ物はどれもとても美味しかったです。
コロナを経て改めて観光業への依存を再認識したのか、全体的にフレンドリーさがあってとても好感度が高い都市でした!シントラも良き!
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▶【モロッコ】マラケシュ
初のアフリカ大陸にして、アフリカに抱いていた懸念を一蹴するこれまた素晴らしい都市でした。
フナ市場の圧倒的な活気やそこで営む人々からは沢山元気を貰えます。マラケシュ=フナ市場と言っていいほど全てがジャマエルフナに集約されています。
歴史と資産と人員を活用して観光業で自立し一生懸命商売を営む姿は、産業が中々育たない国がお手本にするべきです。
物価は安いもののお釣りの誤魔化しが横行していますが、トラブルにならないレベルでパクられているのでそこまで不快ではないです。ODAですこれは。
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▶【スペイン】バルセロナ
オーバーツーリズムが問題になっている現状が随所に見える都市で、魅力が多いにも関わらず観光しにくさが目立ちました。
食事や景観のレベルは非常に高く、割高な費用が掛かりますが体験としては素晴らしいです。全体的に特徴がパリに似ています。
サクラダファミリアを始めとした人気観光施設が軒並み1週間程度以前からの日にち時間指定予約じゃないと入れないので、かなり入場のハードルが高いです。
総じてスケジュールや予算に充分余裕がある人が満喫できる都市で、周遊型の一人""旅""にはあまり向かない""旅行""向きの都市でした。旅行会社に頼む方が良いです。
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★差別等の懸念点の実情
ネガティブな話題になりますが、コロナを経てアジア人へのヘイトが高まってるとかなんとかネットで見ていたので不安はありました。
実際は全く問題なく、何かされたり嫌な思いをすることはありませんでした!
特にポルトガルとモロッコで非常にフレンドリーな接客を見て要らない心配だと思いましたが、一方で生存者バイアスよろしくたまたま運良く遭遇しなかった可能性もあります。
航空会社や宿などで冷たくあしらわれることが全くなかったので、極端に安い=サービスが悪いものを使わなければ問題は起きないと思います。
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流石に公的なサービスや飲食店等は露骨な差別なんかした暁には、すぐ拡散されて不利になるのでするリスクが高くなりすぎたのはあると思います。
時代背景のお陰で差別はもちろん、不愉快な接客自体厳しく見られますからね。
もしあるとしたら現地の一般市民で品格のない人からですが、そういう人がわざわざ声をかけてくる場面も皆無です。まぁ普通に日本にいても知らない人がキャッチ以外で声掛けてくるとか全くないですしね。
ただ差別云々ではなく、危ない場所や時間を避けて行動するのは絶対です。そういったことを事前に可能な限り調べてリスク回避することがそもそも大切です。(夜間歩かないとか・タクシーは乗らないとか)
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★余談:お役立ち情報
今回の旅を経て役に立ちそうな情報を箇条書きで載せていきます。
- VISAタッチめっちゃ便利
- AMEX全然使えない
- ユーロ現金両替は日本で
- 砂漠を歩くと風邪を引く
- 予約制有名観光地は早めに予約
- タクシーは乗らない/勧誘は詐欺
- 非シェンゲン協定国への出国は注意
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- VISAタッチめっちゃ便利
クレカのVISAでのタッチ決済機能が非常に便利です。
パスワード入力の手間が無く楽で、主流なのか大半の店員は最初にタッチを勧めてきます。
故にクレカ落とすと悪用され放題なので管理に注意です。
- AMEX全然使えない
クレカのアメリカンエキスプレスはマクドナルド等超有名企業以外で対応箇所が少なかったです。
VISAかmasterが使える箇所が多いです。
紛失リスク承知で複数会社のクレカを持っていく方が賢明です。
- ユーロ現金両替は日本で
大体どこの国でも【円→ユーロ】の両替レートが悪かったです。
相場が1€160円のところ1€180円とかでした。
ユーロは日本で両替していく方が良いと思う一方、モロッコディルハム(MAD)の円両替はレート普通でした。
- 砂漠を歩くと風邪を引く
ドバイ・マラケシュという砂漠の都市は日中がとても暑いにも関わらず、早朝夜間は冷えます。(11月)
加えて海外では湯船が少ないので、日本で毎日湯船につかる人ほど体調を崩しやすいです。
暑い国ほど寒暖差で風邪を引かないよう要注意です。
- 予約制有名観光地は早めに予約
バルセロナのガウディ建築は事前予約必須で、1週間程度前に予約しないと売り切れます。
外国では主要観光地の入場が事前予約制になっている方が近年一般的なので、スマホを使って前もって予約しましょう。
なお基本eチケットが主流で印刷は大体不要です。
チケット購入は旅行会社などの代理販売より、入場したい施設の公式サイトから直接買う方がトラブルを招きにくいのでオススメです
- タクシーは乗らない/勧誘は詐欺
タクシーは便利ですが、料金で揉めたり違う目的地にあえて連れていかれたりとアテにならないことが多いので一人旅では要注意です。
とりわけマラケシュでは勧誘も多いので、つい疲れたからといって安易に乗らない方が良いです。
基本的に公共交通機関(電車・メトロ・空港バス・路線バス)を使うようにすべきで、逆に公共交通機関がアテにならない国は危険なので旅行会社経由のツアーで訪問すべきです。
- 非シェンゲン協定国への出国は注意
シェンゲン協定加入の欧州諸国は入国も出国も通例かなり手続きがラクですが、非シェンゲン協定の国に行く際は出国審査入国審査で時間が掛かる場合があります。
特にイギリス・モロッコは非シェンゲン協定なので、手荷物検査終えた後の制限エリア内で出国審査を受けて別離の乗り場に進みます。
故に制限エリア内のラウンジや飲食店でフライト時間ギリギリまで時間を潰すと、出国審査で時間が掛かって乗り場到達が遅くなり結果飛行機に乗れない可能性があるので要注意です。
(なお手荷物検査直後に全旅行者合同で出国審査を行うタイプの空港ではこの心配なさそうです。欧州間の移動は出国審査の有無に注意です。)
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