かてもすの日記

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大谷の贅沢税問題がおもろい件【年俸100億→3億?】

 

 

我らスーパースター大谷翔平が日本円換算で10年総額1000億円超とかいうとんでもない契約をドジャースと結びました!

おめでとう!!!!!

流石にヤバすぎる。

 

今までは弱いエンゼルスで孤軍奮闘する姿が他球団のファンからも称賛されていましたが、最強クラスのチームに大金で移籍したので風当たりが変わってくると思います。

まぁこれは仕方ないけど。

 

んで早速贅沢税周りの件で賛否両論になっています。

個人的な持論と解釈を書いていきます。

 

 

まず超簡単に要約すると、

  • 贅沢税=特定の金持ちチームが補強しすぎないための抑止
  • 後払い=贅沢税を減らしなおチームが他選手に金を使える

っていう解釈で良いと思います。

 

大谷としては「俺には年俸の大半を後払いで良いから、今(=10年間)は他選手に金払う方が良いでしょ?」という感じだと思います。

 

なので10年約1000億円の契約にもかかわらず、来年の年俸は3億円程度らしいです。

 

大谷は特殊で今すぐ大金が欲しいわけじゃないみたいなので、チーム事情を考えて多くのお金は10年後以降受け取りでも良いよっていう契約にしたみたいです。

まぁ大谷の場合はこれまでの貯蓄や今後のスポンサー代だけでも大半の選手の年俸より上ですから。

 

一方この契約だと贅沢税の持つ意味合いが薄れます。

本来補強しまくって総年俸が増えると、MLB組織へ払わないといけない税金が増えます。

贅沢税という抑止策があるからこそ、特定の1チームだけが補強しすぎないように仕組みができています。

 

なので今回のような抜け道を使えば、当然他球団ファンからは反感を買うと思います。

だって他球団は贅沢税を意識した雇用をしているわけですし。

これは納得です。

 

ただそもそもチーム1年の総年俸が2.37億ドルを超えるとアウトな贅沢税ラインで、大谷1人が7000万ドルを占めてしまうと大変です。

チームは勝つために補強しているのに、1人の選手の価値があまりにも高騰しすぎてその他を節約せざるを得ない…では矛盾してしまいます。

 

かと言って大谷自身が不当に買い叩かれることを望むわけないです。

それは選手会からしても不健全です。

じゃあどうしよう…って中で今回のような妥協契約になったわけです。(本来大谷側からすれば1年100億を10年続けてもらいたいでしょ。)

 

だから筆者個人的には、今回はルールの範疇で契約しているわけだしコレで正解だと思います。

大谷本人が納得して自らに不利と受け取れる契約を結んだので良いんじゃないでしょうか。

 

他の選手もドジャースが強くなることには怒りつつも、今後契約する選手は総年俸を吊り上げられる可能性があるのでなんやかんや喜んでる人もいそうです。

 

でも現在の贅沢税のルールは見直されるべきだと思っています。

 

大谷翔平という男が特殊過ぎて高騰し、今回のような契約に"仕方なく"行きついたので今後ルールがどう変わるのか楽しみです。

 

てか1人の人間が1000億円の価値あるなんて冷静に考えてヤバすぎでしょ?それでも払えちゃうんだから大谷がもたらすお金がそれほど大きいということです。

(バンキシャで大谷グッズに4000万円使ったオバチャンとか、あんな太客何人もいたら余裕でプラスでしょ...)

 

指名打者兼投手の大谷ルールに続き、またしても大谷が野球界のルールを変えることになりそうです。

(なお年俸後払いは別に今までもあった、リゾ払いとか言われてて草)

 

ーーー

 

どう思うかは自由なのでこれで大谷やドジャースに文句言う人が出ても仕方ないとも思います。

筆者だって読売巨人がこの方法でバウアーを雇ったら怒ります(?)

まぁNPBはそもそも贅沢税ないけど…ピッチクロックとか何でもMLBの真似する前にコレ導入して、ソフトバンクの暴走を抑えた方が良いと思いますが…

 

ただ今回の一件で筆者が感心しているのが、後払いはともかく大谷が1000億円の契約に対してもらいすぎみたいな意見を全然見かけないことです。

 

エンゼルスのチームメイトも移籍に対しておめでとうと言っており、野球選手はあくまで個人事業主で大金の契約を結べたら祝われるべきという本質が通っています。

 

岩手という決して栄えた場所ではない地で生まれ育った男が、自分の体1つで1000億円の契約を勝ち取ったのをリアルタイムで見れたのは本当に幸せです。

 

お金にあまり関心がなさそうな大谷がスポーツ界人類史上1番の総年俸契約を貰えたのは、グローブを配ったり多くの人に夢や感動を与えた報いだと思っています。

契約年数が全然違うとはいえ、メッシやクリロナに勝ったんだよ?

 

少子化だとか親ガチャだとかネガティブな言葉ばかり先行しがちな現代日本社会で、今回の契約は本当に明るく素晴らしい出来事だったと思います。

 

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