筆者は野球中継かニュース以外でほぼテレビを見ません。
先日食事中に某有名局で就職氷河期世代についての特集がやっていて、その内容が色んな意味ですごかったです。
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その内容はまじめな内容で氷河期世代のリアル特集みたいな感じだったのですが、例として挙げられていた氷河期世代の人が【転職を何回もしていて現状が厳しい人】ばかりでした。
それは【当時正社員の枠が激減した】【それによる雇用者の驕りで被雇用者が苦しんだ】【ハラスメントによって転職した】…という流れです。
ところがその番組では""ぱっと見""で【すぐ仕事を変えたがるワガママな人】【文句が多い】【中々職にありつけない】…というようなミスリードになっていました。
この特集を見て、だから氷河期世代に対しての理解が広まらないんだな~~と察しました。
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まぁ実際氷河期世代に限らず、団塊世代でもゆとり世代でもどの世代でもワガママな人はワガママです。世の中色んな人がいますから。
筆者がその特集を見て、氷河期世代というセンシティブな話題であれだけワガママに見える人ばかりの人選をしたのを悪意としか感じませんでした。
テレビ局の人も政治家も、大半がこの手の社会不況で生き残れた人ばかりです。
上手くいっている人とそうでない人は見えている景色が全然違うので、同じ話題でも全く話が噛み合いません。
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この辺は親ガチャ論に通ずるものがあります。
同じ人種でも世代間で(あるいは同じ世代でも)これだけ考え方に差が出るのだから、そりゃ違う人種同士も争いが絶えないよな~~と思いました。
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