かてもすの日記

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Bug Fablesクリア感想!ペーパーマリオRPG再来

 

 

Bug Fables ~ムシたちとえいえんの若木~(バグフェイブルズ)

を買って5日でクリアしました!

 

あまりにも面白すぎて速攻クリア!

マリオストーリー&ペーパーマリオRPGをリスペクトしたゲームだと知って購入しました。

本家が路線変更を続ける中でBug Fablesは正統派続編と言っても差し支えない内容&面白さです。(制作会社は全然違います!)

 

そんなわけで全体の感想自ら発見したレベル上げ方法を書いていきます。

*なるべくネタバレは無しでかきます。

 

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▶本家の不満点を改善した神ゲー

 

ペーパーマリオRPGは2004年発売のゲームで、当時小学校低学年の筆者は中々難しい謎解き&戦闘に苦戦しながらも頑張ってクリアしました。

★筆者は人生で遊んできたゲームで一番面白かったゲームはペーパーマリオRPGだと答えてます。

それくらい好きです。

 

Bug FablesはそんなペーパーマリオRPG(とその全作マリオストーリー)に強く感銘を受けたであろう人々が作ったゲームです。

なんで感銘を受けたとかがわかるかというと、

ゲーム性がまんま同じだからです!!!

 

パクリで訴えられてもおかしくないレベルでシステムは似ています。

はっきり言ってキャラクターがマリオじゃない以外はほぼ一緒です()

 

ですが面白かったので全然OKです。

むしろ任天堂が正統派続編を出さないことに不満を持った有志が募って作ったゲームだと察せられます。

(筆者もぺパマリの続編出るならクラファンでもなんでも出資すると思うのでその気持ちはとても良くわかります笑)

 

 

前置きが長くなりましたが、とにかくBugFablesはまんまペーパーマリオRPGです。

本家が面白すぎるのでこっちも面白くて当然です。

本家好きは絶対買ってください。

 

しかも本家にあった不満点↓

  • ワールド移動が大変
  • ホームタウンへ戻れない期間が度々
  • クリアしてもクリア直前に戻される
  • ものしりが特定キャラでしか行えない
  • アイテム料理が各地でできる
  • 全体的にユーザーに親切

等々ざっと思い浮かべただけでも結構出てきます。

 

しかもワールド移動は虫たちの世界観を最大限に活かし、働きアリが地下を掘り進めて各ワールドを繋げているというとても自然なものになっています。

 

ストーリーはタイトルにもある"永遠の若木という不老不死のアイテムを探し求めて虫達が冒険する"というシンプルに説明できるものになっています。

目的が分かりやすくて良いです。

 

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▶評価点盛り沢山

 

★登場キャラが虫なので能力の説明が要らない

本作は単発のIPですが登場キャラが虫だけです。

なので現実世界でも皆が普通に知っている虫の能力がそのまま描かれます。

例:ハチだから飛べる、カブトムシだから地面に潜れる、虫は火が恐い

 

また建物やオブジェクトは人間が作ったもの(CDやペン等々)が多数見受けられるのでこれも面白いです。

 

これにより長ったらしい世界観や登場キャラの能力の解説がありません!

すんなり物語に入れる設計はとても優秀です。

また基本動作や細かいポイントも長いチュートリアルがあるわけではなく、最初の遺跡ダンジョンの石版で見たい人が見ればいいという説明方式なのでストレスが無いです。

 

キャラも皆とても可愛く、虫によっぽど抵抗がある人でなければ受け入れられると思います。

特にゴキ○リやハエ、ムカデといった虫もかっこかわいく上手くデザインされています。デザイナーが大変優秀です。

主人公3人もいとしく、特に報酬にがめつく我儘なヴィーが1番好きです。

皆でツッコミ合いながら会話していくのも仲良くてよきです。

 

 

★しっかりとした物語

絵柄を見れば結構子供がターゲットかと思えば、ストーリーの主題は中々考えさせられるものになっています。

タイトルにある永遠の若木が終点になっていますが、若木に執着するにあたっておかしくなったキャラに深い疑問を投げかけるなど、リアル世界でも似たような問題に対する意見と重なります。

 

とりわけ何故若木を求めるかの理由が、正義側と悪役側で違うようで一緒というのも中々面白いです。

 

また主人公キャラであるカブトムシのカブがstage5で積年の屈辱を果たす場面も滅茶苦茶熱いです。

主人公キャラ3人組にはメインストーリーとは別に、個々に秘密を抱えているというのも掘り下げとして優秀です。

 

単発のIPですが物語が分かりやすく、かつ王道で考えさせられるものという美味しい内容です。

 

 

★戦闘難易度

本家と違い物語の大半で主人公3人が攻撃しこちらの1ターンとなります。

 

通常攻撃はダメージに1の揺れ幅(乱数?)が(恐らく)あり、中々敵を倒しきれないなど一筋縄ではいかないことがあります。

ヴィーは飛んでる敵に強く、カブは防御が高い敵やスタンが得意、リーフは潜っている敵への打点がある といったお互い役割がはっきりしているのも本家共通です。

 

これらの長所を最大限に活かすべく、ターンを譲るという行動があります。

これにより特定キャラを2回行動させることができますが、反面疲れて火力が1落ちるというデメリットがあります。

この辺もよく考えられています。

 

後述のぶっ壊れ技を覚えてからはぶっちゃけヌルゲーですが、中盤まではバランスが非常に良く取れています。

 

 

★本家リスペクトの謎解き

謎解きの難易度は結構高めでやりごたえがあります。

パズルゲームとしての側面も兼ね備えており、難しい謎を解けたときの達成感が大きいです。

 

 

★黒幕のどんでん返し

物語の序盤で悪役が誰か察せられるようになっています。そういう誘導です。

しかし途中からそうではなくなるどころか、そのキャラの成長が大きく描かれるので結構感動します。

 

皆で支え合おうとか励まし合おうという結束の力が正義なんだと分からせられます。

当たり前のことかもしれませんが、結構荒んだ近代社会では大事なメッセージだと思います。

 

 

最序盤から出てくる殺意高いメタルスライム

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ゴールドタネリンという"本家でいうきらめくパンジーさん""ドラクエでいうメタルスライム"がStage2突入直後から非シンボルキャラとして稀にエンカウントします。

 

このキャラの存在で大半の場面で雑魚戦を行う価値が上がります。

レベルが上がっても経験値を多く貰えるので美味しいです。

ちなみにもし逃走されてもこちらも逃げるを選択して再度戦闘すればまた戦えます。

 

なお向こうからの攻撃が1発8とかで初見では確実にビビります()

 

 

★唐突に始まる遊戯王

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なぜか何の脈絡もなくカードゲームが始まります()

これはメインストーリーとは関係ないオマケ要素なのですが、観察(=本家のクリスチーヌの物知り)で知ったキャラのカードで戦うという非常に面白い試みとなっています。

 

本家は物知りすることで発生するメリットがほぼなかったのに対して、この試みにより敵キャラで戦えるという要素にもなっています。

 

しかも肝心のカード内容もオリジナルながらとても楽しいです!

スカーレットやゴールドタネリンで無双するのが面白いです。

またハチデッキ等種族デッキが強かったりと中々考えられています。

 

 

★良質なBGM

虫達が住む森らしい可愛らしいBGMが主体です。

本家のようなヌルい雰囲気を匂わせながらも、この世界観によくマッチした優れた曲が多いです。

 

個人的には通常戦闘曲(=雑魚戦)が複数あるのにびっくりです。

特にStage5から流れる通常戦闘曲2"Team, It's Getting Serious!"がめっちゃ好きです!

オシャレな上に後半に差し掛かって敵が強くなるのとマッチしています。

ジャズパートオシャレすぎないか?

 

中ボス戦"Team, This One's Stronger!"も頻繁に聞く曲でとてもかっこいいです。

ボス戦ではStage2"Frenzied Sunflower Dance"が好きです。

砂漠の城の"Lost Castle of Ancient Worship"も味が合ってすこです。

 

またエンディング曲が作中登場曲のReMIXなので聴きごたえがあります。

 

 

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全体的に、ペーパーマリオとドラクエとアンダーテールの良いとこどりをしたような仕上がりです。

 

反面本家に負けているところは、

  • 仲間キャラの少なさ
  • 回復ポイントが多くややヌルイ
  • 特定の技が強すぎ
  • 攻撃力が常時上がらない

くらいでしょうか。

とりわけフローズンドリルがあまりにも強すぎて覚えて以降はこれしかほぼ使ってませんでした()

しかもこの技はカブとリーフ2匹分の行動を消費しますが、先にどちらかが動いていれば次ターンの行動を前借できるというぶっ壊れ仕様です。

ボルバルザークかな?

 

あとはステータスで攻撃力の成長が無く、レベルが沢山上がっても序盤の敵を倒す時間が早くならないなど成長に伴う爽快感がないです。

しかしそれぐらいしかデメリットが無いので劣化点とまでとは言えないです。

 

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▶スクショ集

 

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↑ゲーム開始1分でわかる本家要素。

ここまで似せるのはよっぽど好きなのでしょうね(褒)

 

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↑臭すぎずかっこいいリーフ。

なおカブは熱血すぎてたまにクサイです()

 

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↑本家ナンシーに該当する料理人キャラがまさかのハエ()

確かにキッチンにいるけどさぁ...

マッシブーンみたいで可愛らしいです(可愛いとはいってない)

 

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↑某ちいかわモドキ。かわいい。

ちょっと行動がキチってるのもGood。

 

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↑まさかの味方がNTR。

これは本家4章のランペルを彷彿させます。筆者は本家4章一番好きです。

 

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↑コイツすき()

 

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↑ラスボス撃破直後のステ。

序盤から本家同様かなりMP(本作TP・本家FP)に特化したパワープレイをしていました。

 

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▶最高のレベル上げ

 

偶然良いレベル上げ方法を見つけてしまいました。

既出ならごめんなさい()

 

Stage5でスズメバチの城へ潜入する場面で、無料回復ポイントとそこを出たとこすぐにいる兵を倒すのを繰り返すだけでめっちゃ簡単にレベル上がります。

 

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多分宿に泊まる扱いだと雑魚敵が復活してしまう仕様なので、それを逆手にとって永遠とレベリングします。

敵も一見強いですが、フローズンドリルを連打するだけなので簡単です。

ここで6レベル上げました()


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という感じで単発記事になりそうです。

Switchのストアで3000円以内で買えるのでコスパも抜群です。

クリアまで20時間前後とダレなさも良いです。

超絶オススメです。

 

パナマ発という珍しいゲームですがもっと知名度が上がって続編が出ることに大いに期待したいです!

 

 

記事にゲーム上に登場する画像を使用させていただいています。

画像引用・権利元:Nintendo Switch・DANGEN Entertainment