かてもすの日記

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あつ森の感想 様々な仕様を変えた意欲作【あつ森】

 

 

とたけけも無事村に呼ぶことができ、家の借金もまもなく最終のヤツまで終わりそうなので、今の段階でのあつ森の感想を書いていきます!

 

歴代作品と比べて仕様の変更が多かった意欲作でしたが、新要素のほどんどが素晴らしい出来だったと思います。多少気になる点はあるものの、全てが完璧なゲームなどこの世に存在しません。面白かった点・良かった新要素などつらつら書いていきます。

 

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▶どう森とマイクラのいいとこどり

 

家具を自作するという"DIY"が今作のハイライトでしょう。 最初何時間かプレイしたときに「これはマインクラフトっぽい!」と思いましたがその通りでした。

今までの家具を買うかイベントで集めるかという2択に加えて、自分で作るという3択目が生まれたことにり収集の楽しさが増えました。また思わぬものがDIYの素材になったり、レシピをゲットしてこんなものまで作れるのかという驚きが沢山ありました。

自作できるものの多くはシリーズ初登場の家具であり、かつデザインも優れている物ばかりなので新鮮でした。

 

島クリエイトにて地形をいじれるシステムも実装されて良かったです。これはこれまでの作品で"こんなことできたらいいな"という願望の代表格だったと思います。地形を変えることで景観が面白い島が作れたり、一方で機能性に特化した島を作ることができます。

またこれまで全てマイデザインで行っていた地面のアレンジも、ある程度フォーマットが用意されました。レンガや石畳の地面で歩道を作ることができますし、誤ってBボタンを押しても剥がれることはありません。島クリエイトで今作の自由度の高さが充分窺えました。

 

レギュラーキャラクターも少しずつ顔なじみが増えていきます。今作ではとたけけを呼ぶというところで一区切り(チュートリアル終了?)となります。借金を返す以外に明確な目的が設けられるのはシリーズ随一だったのではないでしょうか。今後もアプデ等で今はまだ出会えないキャラと会えるようになればなお良いです。

 

筆者の大好きな魚釣りも新種の魚が増えていて嬉しいです。小さいのに最高価格帯のデメギニスは、小さな魚影を狙う楽しみを生んでくれたので良かったです。川釣りも大物が数種増えていました。桟橋限定の魚も入手難易度が高く集め甲斐がありました。

 

総じて新要素が多く、マンネリ化を抑えようという意図が随所に見られました。確実に外したくないであろうIPにて、これらのような大胆な仕様変更を敢行したことは称賛に値します。

 

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▶住人の感情表現が増加

 

住人が野外で座ったり釣り糸を垂らしていたりと、住人の行動がより生き物らしくなりました。花を見る時に虫眼鏡をもっていたり、ドーナツやスープを片手に持っているなど、所持品も凝っています。役所でしずえさんが花の匂いを嗅いでいるの見るの楽しいです。

 

細かいところでは、見せびらかすを選択した際にお店のつぶきち・まめきちが拍手してくれるなどほっこりする表現があります。

 

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▶超感動した博物館

 

さっさとサカナずかんを完成させようと決めてからは効率厨っぽいプレイスタイルになったこともあり、最初博物館の魚コーナーに1度も足を運びませんでした。初めて訪れたのが図鑑完成後だったのですが、もうそれはそれはそれは感動しました。

 

どう森+からやっている身として、これだけ進化してくれたのは生きててよかった・どう森をずっと好きで良かったなって思います。それくらい今作の水族館は衝撃的でした。

 

ゲームの面白さにグラフィックを考慮しない人間ではありますが、魚のリアルさと展示スペースの凝り方が素晴らしすぎました。この完成した水族館を見れただけで、今作を買って本当に良かったと思えます。

 

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▶レシピ集めやDIY制作が超楽しい

 

毎日海岸で見つかるメッセージボトルや上空の風船、作業台の前にいる住人から教えてもらうなど、レシピ集めがとても楽しいです。家具や服はもちろん墓石まで作れちゃうので、レシピを入手したときのちょっとした驚きやワクワクが楽しいです。

 

とりわけ貝殻シリーズはあまりにも出来がよく、家具一覧をTwitterで見て感動しました。こうなると集めたい!と切に思うので、ゲームのモチベーションが上がります。

 

既に集めた氷シリーズもお気に入りですし、竹シリーズや積み木なども質が高いです。レシピを集める楽しさや自作する楽しさなど、購入以外の方法でアイテムを集めていくがとても楽しいです。

 

また釣ったゴミを材料として使えるのは歴代ファンとして感動です。今まで釣った長靴を履けたらいいなぁ…と思ったこともありましたが、まさか本当に履けるようになるとは夢にも思いませんでした。リサイクル長靴は結構長い間履いていました。笑

 

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▶気になる点はイベント・携行品寿命・UI

 

気になる点もいくつかあります。

季節もののイベントが、実際の年月の期間に行われるという仕様になりました。例えば実際の年月が3月である現在に、ゲーム内の時間を12/24にしてもクリスマスのイベントが起きません。

雪が積もっているときに雪だるまが作れたり、大晦日イベントなど一部の季節もののイベントはいつでも時間を変更すれば行うことができます。それでもハロウィンやハーベストといったイベントを自分が好きなときに行えなくなってしまったのは残念です。

それでも特定の期間しか季節もののイベントを開催しないことでより限定感が増すことや、1年ごとでイベント内容が変わることに期待できるなど、DLCならではの良さもあります。4/1からイースターなのでまずはそちらをエンジョイしたいです。

 

 

携行品(スコップや釣竿等)の寿命が設定されたのも大きな仕様変更点です。別にこの仕様自体は無人島がテーマの本作では世界観に沿ったもので良いと思います。

ただ個人的には金のシリーズは壊れないで欲しかったです。せっかく金の釣竿をゲットしたのに普通に壊れると知って残念でした。おまけに材料である金鉱石の入手難易度が高いので、案外金の携行品の優位点は少ないのではないかと思っちゃいます。

ただ金シリーズをDIYで制作可能にしたことで、友達に配れるというメリットもあります。

 

 

UIはDIY制作が1つずつしかできないこと、その上制作シーンがカットできない・手持ちのお金の取り出しがやりづらい(=金額を細かく指定して取り出せない)のでお金の木を作るときにめんどくさい・全選択する場合も1個1個手動で選ばないといけない……といった仕様が気になります。

この辺のアナログ感がいかにも任天堂さんのゲームな感じはするので、子供向けゲームとしては間違っていないのかもしれません。

 

 

どれも"強いて言うなら"という感じで、ゲーム全体に大きな不満はないです。過去作と比べて沢山の仕様を変更したのにも関わらず、不満に思う点が少ないのは素晴らしいです。

 

しかしながら役所完成までやらされることが多く、チュートリアルが長いというのが自由度がウリのどう森と相性が悪かったと思います。木材鉄鉱石を30種類ずつ集めたり、3軒分の家の家具を集めたりとおつかい要素が面倒でした。ポケ森で味を占めたのでしょう。

しかも家の建設予定地の周りに家具を設置するのがフラグになっているのは、子供がプレイしてわかりにくいのではないのでしょうか。博物館が完成するまでは寄贈できる数が限定されていたりと、変なところだけ厳しくしたのも謎です。この辺は明確にダメだったと言いたいです。

 

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総じて"あつまれ"という言葉が示すように、他人との協力要素が多かったと思います。レシピ集めや共有、果物はもちろん花の種類など、他のプレイヤーと相互協力することで収集が捗るという仕組みは良かったと思います。

 

思い切った新要素はどれも良かったと思います。これまでの作品みたいに家の借金を返して村をレイアウトするだけで楽しみが終わらなくなりました。季節もののイベントを楽しみつつ、村を装飾していきたいです。

 

期待を裏切らなかった良作だと思います。

 

 

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記事にゲーム上に登場する画像を使用させていただいています。
画像引用・権利元:あつまれ どうぶつの森 | Nintendo Switch | 任天堂