ドラゴンクエスト作品のサウンドトラックについて見ていきます!
今回は、ドラクエ音楽のCDの種類についてです。
こんにちは。かてもすです。
今回はドラクエの音楽について書いていきます。
まず初めに、
Googleで『ドラクエ11 コンサート』と検索すると、4番目に私のドラクエコンサートの感想記事が出てくるようです。
当ブログ開始から間もないですが、沢山の方々に記事を見ていただいて大変光栄に思っております。
少しでも皆さまのお役に立てるような情報や、楽しんでいただけるような記事を書くことを努めてまいります。これからも当ブログをよろしくお願いします。
ドラクエ音楽のCDは大まかに分けると2種類!
ドラクエ音楽のCDは大まかに分けると、
ゲーム音源のサウンドトラック
と、
オーケストラ音源のサウンドトラック
の2種類が存在します。
ゲーム音源とは、ゲーム内で使われていた音楽をそのままCDに収めたものです。
古くはDQ1,2,3,4のファミコン作品の、まさにゲーム音といったピコピコした音楽から、PS2版DQ8のようなオーケストラ標準の音楽もあります。作品を重ねる毎に音が綺麗になっていくのが分かります。
オーケストラ音源とは、実際のオーケストラ楽団と提携し録音した音楽です。
近年はもっぱら「東京都交響楽団」と提携し録音しているようで、3DS版DQ7,8のリメイクでは、ゲーム内で流れる音楽が当楽団による演奏でした。また、すぎやまこういち先生は、同楽団とのコンサートを年に数回開催しています。
かつては、「NHK交響楽団」や「ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団」と提携しCDを発売していたこともあったようです。現在はこの2つの楽団によるドラクエ音楽のCDは絶版になっているものもあり、新品で買うのが難しいCDもあります。
そのほかにも、トランペット・トロンボーン・ピアノなどといった特定の楽器のみで演奏し、録音したドラクエ音楽のCDもあるようです。
音源が沢山あると、楽しみ方も沢山!
音源が複数あることによって、楽しみ方も沢山あります。
例えば、ファミコンのドラクエ作品のゲーム音源の音楽とオーケストラ音源では、同じ曲であるのにも関わらず、曲調や迫力や全然違うことがあります。
それが特に印象的な曲は、DQ3の船の曲『海を越えて』です。
ファミコンの音源では明るい雰囲気の曲でしたが、オーケストラ音源では一転して大人しく上品な雰囲気となっています。もしどちらかの音源を聴いたことのない方は是非聴いてみてください!
また、ファミコン作品ではハード性能の関係で音の表現が難しかった曲も、オーケストラ音源ではとても盛大に演奏されています。
代表的なのは、DQ1の通常戦闘曲である『戦闘』です。
ファミコン版DQ1では、ゲーム内で敵と遭遇(エンカウント)すると、グオングオンといった効果音とともに戦闘曲が始まりますが、オーケストラ音源ではこの効果音も曲の一部となっており盛大に演奏されております。
ほかにも、DQ7の通常戦闘曲『血路を開け』は、オーケストラで非常にかっこよく迫力のある演奏になっています。
作曲者のすぎやまこういち先生は、ゲーム音楽にクラシック調の音楽を取り入れた第一人者であり、ドラクエ音楽はオーケストラ音源で映える曲が沢山あります。
余談ですが、DQ11は音源がオーケストラ版でないことに落胆するコメントがネット上で多く見受けられました。確かにDQ11の盛大な冒険には迫力のあるオーケストラ音源が良かった・・・という人は少なくないかもしれません。
ですが個人的には、「ゲーム音源」と「オーケストラ音源」の2種類が存在することによって聴き比べることができるので、それはそれでよかったと思っています。
あとがき
いかがでしたでしょうか。
ドラクエ音楽の記事はまた随時書いていきます。
お読みになっていただきありがとうございました。