かてもすの日記

ゲームや旅行の趣味ブログ

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今更ながら五等分の花嫁を読んだ感想

 

彼女に見てくれ見てくれと推されていた作品。

 

作品名はかねてから各所で聞いていたので時間取れた際に漫画読んだら、

 

めっちゃ面白かった。

 

~完~

 

確かにこれは売れるわと思う面白さと、全14巻で終わらせたテンポの良さが素晴らしかったので感想を書いていきます。

 

 

★キャラが可愛い

絵が上手くキャラが可愛いです!

 

恋愛漫画として1番重要な部分だと思ってるので良かったです。

 

単純に絵が良いのでこの作品の広告を見た人は興味を持ちやすいと思います。

 

これで週刊連載だったのがびっくりなレベルのクオリティの高さです。皆可愛かった!

 

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★引き伸ばさなかった

話の設定的に引き延ばそうと思えばいくらでも尺を伸ばせたのに、人気が出てもささっと完結させたのは素晴らしいです。

 

例えば両方の母親のクダリとか、本当の父とか学校授業とか妹とか全然描写が少なかったと思います。でもその割に要点はちゃんとまとめてて話がわかりやすかったです。

 

またある程度展開が読めて冗長な試験のクダリも途中からあんまやらなくなったのも優秀でした。ラブコメにありがちなシリアス鬱展開みたいなのも少なかったですし。

 

あくまで五つ子自身に焦点を当て続け、それ以外のことは最小限に留めたのがテンポの上で非常に良かったです。

 

皆が1番興味あったであろう「誰と結婚するの?」結末をダレない程度の長さで描き切ったのが素晴らしいです。テンポ感が重要!

 

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★ポケモン御三家問題

実は不意に目にしたまとめサイトのスレタイで、読む前から四葉エンドになることは知っていました。

 

なのでどう四葉が正ヒロインに上り詰めるか気になりながら読んでいましたが……

 

作品中盤から「これは一花二乃三玖の3人誰とくっつけても大変だからあえて活躍が少なかった四葉にした」と筆者は理解しました。

 

同時に初代ポケモンアニメで主人公の相棒が、最初に貰える御三家3匹(=フシギダネヒトカゲゼニガメ)の誰かにすると子供たちがケンカするという理由でピカチュウが抜擢された話を思い出しました。

 

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露骨に恋愛描写が多かった一二三とくっつけませんでしたね。これ絶対批判が来ると作者も分かっていてよく四葉で描き切ったと思います。

 

ハッキリ言って作者の逆張りでありながら、正直誰が選ばれても賛否両論は避けられない中での良い策だったと思います。

 

とりわけ交際後や結婚後の描写が極端に少なく、あくまで五つ子の成長と片思いの物語なのをブレずに描き切ったのが素晴らしいです。


どうしても誰か1人を選ばなきゃいけない前提で、極力リア充シーンを描かなかったのは斬新です。選ばれなかった姉妹たちへの作者の配慮だと思います。

 

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★一二三の優秀さ

一花二乃三玖は結局報われなかったものの、話の大部分を盛り上げたのは間違いなく一二三達です。

 

もっと言えば作品人気出たのもこの3人のお陰です、故にファンが多いと容易に想像できます。

 

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最大のハイライトは修学旅行で姉妹が仲違いするシーンです。

 

そこまでは全体的にしょうもない喧嘩や子供っぽさが目立つ内容でしたが、修学旅行での一花の性格の悪さは一気に話を面白くしたと思います。

 

正直女優という夢があって最初から負けヒロイン濃厚・あれだけ読者にも周りからも嫌われる動きをした一花は、その後普通に退学して夢を追うために退場でも良かったと思います。

 

二乃と三玖を魅力的に描くために(てかぶっちゃけこの2人が圧倒的ヒロイン)、やや汚れ役になった一花は良い味出してたと思います。

 

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逆に四葉はともかく五月は影薄すぎました()

 

というより一二三が三つ巴でそこから選べないから四葉……だと四葉にヘイトが行くのは必然なので中和剤で五月がいたようなもんです()

 

ただ言い方は悪いですが、ほぼ蚊帳の外の五月の描写が少なかったのはテンポ面で良かったと思います。可哀想だけど()

 

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★気になる点も当然…

面白くても何かしら欠点を言うのが当ブログの特徴なのでご了承ください()

 

正直過去の京都のクダリはご都合主義的すぎだと思いました()

 

いくら四葉とくっつけるためとはいえ雑です。ここがもーちょい上手く描けてれば四葉エンドがもーちょいマシだったかと。


また父親がお金持ちなのにその設定がチグハグなのも漫画が下手でしたね。

 

二乃が家出でホテル暮らしできるくらい金あるのに、その後引っ越しの生活費がキツイ設定は誰もが?????となったと思います()

 

少年誌だからこそ許されるご都合主義感は満載でした、まぁ売れる漫画大体がそうなので大きなマイナスではないですが…

 

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個人的には筆者は最初一花(と三玖)が好きでしたが、途中からずっと二乃を応援してました。

 

各キャラ感想は別記事にします!↓↓

 

 

この漫画はリアタイで追う価値が非常に高かったと思います。追いたかった!

 

筆者は同時連載されていた『ドメスティックな彼女』を追って全部読んでいましたが、アチラの圧倒的な鬱展開と作者の性格の悪さ(褒め言葉)と比べて五等分の方がとっつきやすさが大きかったです。

妹がアメリカで壮絶なイジメ受けるシーンとかすごかったです…

 

恋愛漫画で明るい路線で突き詰めた五等分は大変素晴らしかった!というか作者の画力が高すぎる!

 

完結後もまだまだ商品展開されて愛されているのが大いに納得でした。

 

 

↓ミーハー漫画過去感想です↓