ついにやりました!!!!
念願だった(というか自分には絶対無理だと思っていた)ウデマエXを達成しました!
スプラを2からを始めて2か月ほどでS+には上がれたのですが、そこからは伸びしろ(というかガチマのやる気が)全くなく、ほぼずっとS+0のままでした。
しかしコロナ自粛中に弟がウデマエXを達成し、「これなら俺でもいけるやんか!」となりそれからは1か月くらいの試行錯誤で筆者もXまで行けました。
非常に長い記事となりますが、X到達を目指す上で重要だと筆者が考えることを項目に分けて書いていきます。
ちなみに筆者はキルを積極的に取りに行くのが苦手です。そもそも後衛ブキを持っているので接敵する絶対数が前衛より少ないです。
なので後衛ブキを使っている方で毎試合コンスタントに10キル以上が取れない方にはこの記事が大のオススメです。
とにかくあまりキルを取るのが上手くない方で、ウデマエが伸び悩んでいる方には有益な情報が多いと思います。
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▶強いブキを使う
スプラトゥーンはブキの強さが定期的に調整されます。
ゲームバランス調整が行われるということは、ブキ間に強さの差があることを運営が認めている証拠です。
☆なのでまず前提として"ウデマエXを本気で目指すのであれば"理論的に(メインサブスペ全ての)性能が強いブキだけを使用するべきです。
理論的に強いブキとは、ルールに対してそのブキができることが噛み合っているかが強いかどうかが基準になります。
例えば筆者が強力だと思うブキの代表格のプライムシューターベッチューは、疑似2確が誇る高いメインのキル性能で対短射程ブキ全般への戦闘力に長けています。
それに加えてスプボムとナイスダマで牽制が可能なため相手を動かしやすく、結論として攻撃も防衛も優れているというわかりやすい強さを持っています。
唯一塗り性能はそこまで高くありませんが、ホコのルール的にはそこまで塗り性能が求められているわけではないので問題ないです。
こんな感じでブキのどこが強いのか、あるいは苦手な部分はどこなのかということを自分の頭で考えてみるといいです。そしてこれは明らかに他のブキより強いというものを持ちましょう。
決して実況者の誰誰が強いと言っていたからという理由でブキを選んではいけません。そんな思考停止な選択で勝てるほどS+帯は甘くないです。
☆ちなみに筆者は「攻撃」「防衛」「塗り」とざっくり3つの性能に分けてブキを評価しています。単純にやれることが多いブキの方が様々な立ち回りができて強いです。
だから筆者はスプラローラーを最弱クラスに弱いブキだと考えていますが、それは近日中に別記事でじっくり説明します。
☆全体的な傾向として、味方への依存度が低いブキが望ましいです。ガチマッチでは何百戦もするので、極力弱い編成になりづらいブキを使うべきです。1人で攻防塗をある程度全てこなせるブキを使いましょう。
筆者はガチホコバトルでは"バレルスピナーリミックス(以下バレリミ)"を使いだしてから順調に勝てるようになりました。筆者にはバレリミがとても合っていたからこそ後述する強さで勝てたのだと思います。
また"ウデマエXを本気で目指すのであれば"とわざわざ書いたのは、ガチマッチをやっいるプレイヤーの全員が全員Xを本気で目指しているとは限らないからです。
本気で勝ちに行くためには、推しのブキを手放すといった"こだわりを捨てる"こともしなければなりません。勝つためにはそこを理解しないと自己満のプレイしかできずに勝ち続けることができません。
→"強いブキは何か自分で考えて、それを使う"
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▶勝てるギアパワーを選ぶ
ギアパワー(以下ギア)の重要性はこのブログでスプラ2の発売当初からずっと述べていますが、ウデマエが上がれば上がるほどギアの重要度も上がっていきます。
ルールやステージによっては効果が発揮しづらいギアが存在します。
例えば筆者が得意なモンガラキャンプ場ではイカ状態で登る段差が極端に少なくかつ道も狭いです。その上使用頻度が高いホコルートに金網が多いため、イカ速よりヒト速の方が効果を発揮しやすいです。
このため相手がイカ速やイカニンジャでギアを固めている場合、試合開始の時点でこちらにギアパワーの分でアドバンテージがあると考えることができます。
ギアパワーも先ほどのブキの強さと同じく、自分の頭でなぜそのギアパワーが強いのかを考えて取捨選択することが大事だと思います。
特にほとんどのギアパワーは積んで弱くなるということはないですし、どれも搭載する価値が0よりはあるという仕様です。なので搭載する価値が最も高いものを選んで付けるようにすべきです。
筆者の例で言えば、
- 人速1.7
- メインク1.0
- 対物1.0
- スペ減0.1
- 安全靴0.1
となっています。採用理由を1つずつ、
まず人速ですが、スピナーは人状態になることが多く機動力を確保したいです。射撃時の間合い調節や金網上の移動、ホコ運びなど活きる場面が多いため1.7も積んでいます。
次にメインインク効率ですが、バレリミはメインの重要性が非常に高いブキであることが採用の理由です。サブのポイントセンサーは塗ることもダメージを与えることができないので、バレリミはメインの重要性が他のブキよりと言えます。また得意ステージであるモンガラキャンプ場では金網上にいる時間が長くインク回復がしづらいため重宝します。
対物はホコバリア割りのために採用しています。ホコを進めないと勝利することができないルールなので、試合中必ず発生するホコ割に対してのギアです。また初動のホコ割りが極めて重要であると考えているのも採用理由です。
スペ減は0.1あるだけでも1試合に撃てるスペシャル回数が1〜2回変わってくる最強ギアです。ホコを持つとノックアウト以外は必ずデスするので、後衛でも最低減のデスケアは必要です。
安全靴0.1は人状態で敵のインクを踏む機会が多いため採用しています。擬似確対策にもなるので0.1だけあるだけでも充分意味を成します。足元の塗りが弱い上にチャージをしないととっさに足元を塗れないため必須級のギアであると思います。
これくらい明確にギアの採用理由が語れないと、ギアの持ち味を最大限に引き出しているとはいいがたいです。逆にギアをしっかりと考えて採用すれば、キルがあまり取れなくても立ち回り次第で高い勝率を叩き出すことができます。
→"ギアパワーは超重要!"
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▶立ち回りを考える
どのルートが最もホコを運びやすいか。
防衛時はどこにいるのが最も強いか。
といった立ち回りを自分の頭で考えてプレイできれば安定して勝てるようになります。この辺りは後の項で述べる情報戦でもあるので、無意識/思考停止でプレイするのではなくちゃんと考えて立ち回りをパターン化できるようにしましょう。
*モンガラホコの必勝パターンについては近日中に別記事にします。↓↓
またブキによっては自分の役割を試合ごとに把握することも大事です。
筆者はモンガラで完全に勝ちパターンを作り上げたので、毎試合自分のバレリミの役割は「決勝点を決めるホコ持ち」「防衛」「塗り」の3点だけでした。役割がはっきりとしているプレイヤーは、理にかなった動きを再現できるので強いです。
これが例えばプライムベッチューなら、味方に前衛が少ない試合では積極的に最前線に出なければ押されてしまいますし塗ることも求められます。逆に前衛が多い場合は後ろよりに守ってサポートしなければいけません。毎試合かなり難しい立ち回りが求められます。
☆そして一番大事なことですが、ガチホコは毎試合自分で持ち運んでリードを奪いましょう。筆者はほぼ毎試合自分でホコを進めてそのリードを守って勝ってました。
ガチホコバトルの良いところは、自分でホコ持ちしてカウントをいくらでも進められるので、他のルールよりも味方への依存度が少ないといえます。大量得点には連携が必須なアサリと比べて、ホコ持ちさえ上手くいけば勝ててしまうホコは勝ちやすいといえます。
→"ホコは毎試合自分が持て"
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▶壁を乗り越える
ウデマエ帯には明確に勝ちづらいゾーンがあるように思います。
- A+ → S
- S+0 → S+1
- S+2 → S+3
- S+5 → S+6
ここの4つのウデマエ帯で昇格するのは難しいです。とりわけ1番大変なのは"S+0 → S+1"の区間です。ここは本当に実力の差が出ます。
S+0に上がれたからといってその先も勝っていくのは困難です。マジ絶望します。
逆にS+4以降はそれまでと比べると難易度は低いです。というのも強い味方が来ることが多く、ここまでこれた自分自身も相当実力が向上しているからです。
筆者の場合、S+6以降は1度も降格とウデマエキープがありませんでした。
「S+5で1度割れてキープライン→S+7昇格後1勝まで」、「S+7昇格後1勝→S+9キープラインまで」はそれぞれ2時間ずつで行けました。S+9もその後1時間ほどでXまで上がれました。
つまりなんとS+5のキープラインからXまでは合計5時間で行けたのです。
自分でも勝ちすぎてて笑いが止まりませんでした。
こんなに勝てた理由は事項で詳しく説明します。
→"壁をぶち壊すための策を考える"
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▶得意ステージのときだけやる
S+5から異常に勝てた理由ですが変更したのは、
- スぺ増1.0を対物に変更
- 椅子をややテレビに近づけてプレイ
- モンガラ+苦手でないステージの時のみプレイ
の3点のみです。↓証拠↓
↑見ていただければわかりますが清々しいほどのモンガラ無双です。味方の回線落ちで負けたのも2回ほどあったので尋常じゃないほど勝っています。
↑S+7と8に関しては1本もヒビが入りませんでした()
まぁなにが伝えたいかといいますと得意ステージ見つけて無双できればXまで行くのは楽勝です。
得意ステージを上手く見つけることとその立ち回りをパターン化すること。そしてギアパワーも試行錯誤してルールとステージにあったものを探せば勝手に勝てます。
先日読んだ本『サードドア』に書いてあった通り、(勝つための)抜け道を見つけることがウデマエXへの近道です。
→"伸び悩んだ際はギアとステージを見直そう!"
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▶このゲームは基本的に情報戦
スプラトゥーンというゲームは基本的に情報戦です。
ギアパワーに代表されるように、このゲームは本当に細かく奥深いです。1つでも有益な情報を知っていれば、それだけで試合に臨む段階で相手をリードすることができます。いわゆる情報アドバンテージです。
例えばショッツルのホコはわざわざ台座付近の高台に登らずとも、正面一番奥の壁に行くだけで充分カウントを稼ぐことが稼ぐことができます。
ホコではないですが、アサリにおいて自動でスペシャルポイントが溜まっていく条件があるのを知っていますか?
他にも相手がチャクチを使ってくるとわかれば撃ち落とすことが可能なので、試合開始時に相手のブキをみてスペシャルを確認するだけでも1つ自分がパワーアップしたと考えることもできます。
有益な情報を知れば知るほど有利になり、また自分自身も上手くなれます。いかにキルを取るかではなくいかに勝利条件を満たすかが重要なので、勝つために有利な情報の収集を怠らないようにしましょう。
情報収集はWikiや有志のブログがオススメです。
Splatoon2 - スプラトゥーン2 攻略&検証 Wiki*
→"情報収集して仕様を理解しよう!"
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▶環境を整える(モニター+有線+プロコン)
筆者もS+0までは携帯モードで到達しましたが、それ以降は全然勝てず伸び悩んでました。そこで、
- Amazonでモニターを買った(最初は自宅のテレビを使用)
- プロコンを使用
- インターネットを有線で接続
この3点を変更したら操作性が大幅に向上し、結果勝てるようになりました。
モニターやテレビに繋いでテレビモードでプレイできれば、画面が広いので敵を見つけやすいです。また携帯モードよりジャイロの操作がしやすいためエイムの精度が上がります。
そしてジョイコンよりプロコンの方が絶対に操作しやすいのでプロコンはオススメです。また有線接続してからは自分が回線落ちすることが一切なくなったので、変なストレスを溜めずに済んでいます。
単純にプレイ環境を向上させると、あとは自分の実力だけが試合結果にはっきりと出ます。回線落ちして勝てそうだった試合を落としたり、ラグくて弾が当たりにくかったりと、そういうリスクを減らせることは代えがたいものです。
以下の4点を実際に購入しました。
*代替商品の発売などで筆者が購入したときと値段が大幅に変わっているものがあります。筆者購入時…モニター:12371円・プロコン:7115円・LANアダプター:2574円・有線LANケーブル:1666円
モニターやLANアダプター、LANケーブルはPCを使う際に必要だったのも購入理由としてあります。
モニターなどの購入が難しい高校生以下のプレイヤーでも、携帯モードよりテーブルモード……テーブル モードよりテレビモード……といったように操作しやすい環境は何か1度考えてみましょう。
そもそも単純に日常生活で疲れたときはガチマをやらないといったことや、ガチマをする前にリグマでエイムをウォーミングアップしてから臨むといったことも、快適にガチマをプレイするうえで必要なことかもしれません。
やみくもにガチマをプレイするのではなく、どうすることが一番自分のパフォーマンスを上げることに繋がるかよく考えましょう。
→"プレイ環境でアドバンテージを得る!"
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▶何試合かに1回は必ず負ける(=地雷が来る)
4対4のチーム戦でなおかつマッチングもランダムなため、何試合かに1試合は必ず下手な味方が来ます。
ギアパワーを適当に付けて、ブキもマルチミサイルをただ連打するのみ、他の味方3人が攻めてる状況でも加勢しない、そもそもやる気がない……など全てがチームプレイに非協力的な味方は必ず存在します。
そういう味方が来た試合で自軍が勝つのは難しいので、割り切って負けを受け入れましょう。
もちろん自分が一生懸命戦うのは当たり前ですが、実質3対4で勝てる望みは薄いです。
そういう試合でイライラを溜めてパフォーマンスを落とすのは非常にもったいないので、「あーあ地雷来ちゃったよヤレヤレ…」くらいに思いながらプレイしましょう。
全ての試合で勝つことは不可能なのです。
→"何試合かに1回は絶対負ける。だからイライラしない!"
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▶次会いたくないプレイヤーはブロック
上項で述べた地雷仲間ですが、二度と味方にしないためにもブロック機能を活用しましょう。
「マイページ」→「フレンド追加」→「いっしょにあそんだ人からさがす」でブロックできます。
やる気がない味方やギアを充実させてない味方、更にはあまりにもうますぎる敵などはブロックしていくべきです。
というのも明らかに上手い人はウデマエXを達成した後にサブアカウントを作りプレイしている可能性があります。そういう暇人を相手にするのはマッチングが不公平だと思うので、容赦なくブロックすべきだと思います。スプラをするしか脳のない悲しい陰キャは即ブロです。
とにかく"たかが"ゲームなんで一緒に遊びたくない人はブロックすればいいのです。
また試合中にリス地でひたすら遊んでいる味方などはブロックに加え、任天堂のアプリから通報することもできます。
その他にも筆者は極力ガチマッチで続けてプレイするを押さずに、1試合ごとにロビーに戻っています。同じ人とのマッチングを避けたいからです。
→"ゲームなんだから嫌なヤツは遠慮なくブロックで!"
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当記事は6000字を超えてしまいましたが、近日中に
- モンガラホコの必勝法
- ローラーが弱い理由
という2つの続編を書きます。
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記事にゲーム上に登場する画像を使用させていただいています。
画像引用・権利元:スプラトゥーン2 | Nintendo Switch | 任天堂